「キッズ・ウォー」シリーズに登場する河川敷として、パート3から冬SPにかけてのロケ地になった矢田川がしばしば挙げられますが、パート1・2では天白川の河川敷が使用されました。
この記事では天白川河川敷とその周辺を紹介をします。
まず、河川敷のすぐ近くのロケ地から。
パート1 第1話で春子が仲間とバイクで走るシーンがありましたね。
そのシーンは菅田橋の北側で撮影されました。
こうしてロケ地を見ていると春子のバイクの音が聞こえてきそうな気がします。
なお、セリフからは、春子のバイクは実家に置いてあること、春子の実家が今井家と同じ町内にあることが分かります。
実家のシーンは登場しませんが、工務店を営んでいる信彦(春子の兄)が実家に住んでいるという設定になっている可能性も考えられますね。
いよいよ通学路の河川敷へ向かいます。
こちらも先ほどと同様に菅田橋の近くですが、春子のバイクのシーンとは橋を渡って反対側(南側の岸)にあります。
「南天白中学校の裏がロケ地」と言った方が分かりやすいかと思います。
探索隊長としてはパート1 第6話の下校途中に
茜: どけどけ~、オラーッ。
健一: 茜!
浩: どうしたの?
茜: 須藤がオレを乗せたいんだってさ!
という、茜が男子を引き連れて自転車に乗って登場するシーンが印象に残っています。
放送当時は砂利道でしたが、キッズ・ウォー放送後に河川敷の工事があり、今ではきれいに舗装されています。
砂利道のままだとドラマの雰囲気がより一層出ていたかもしれませんね。
さて、次は「悩み多き人(?)が座る階段」を見てみましょう。
キッズ・ウォーでは何か悩み事がある人は階段に座ることがよくあります。
階段の上からはこんな感じの風景が見えます。
階段を下りてみました。
下から階段を見たほうが、ドラマの風景という感じがしますね。
健一君がポツンと座っている姿が目に浮かびます。
ロケ地に行ったら、ドラマと同じように階段に座ってみましょう!
ちょっと休憩したいときとか、次に行く場所を確認する時などにぜひ!
キッズたちが見ていたのと同じ風景を見ることができますよ!
野球、登下校、時にはケンカなどなど・・・、色々なことがここでありましたね。
ぜひぜひこの場所でキッズ・ウォーの主題歌「魔法のメロディー」と「愛の花」を聞いてみてください。
まるでドラマの世界に自分がいるような気がしますよ。(ヘッドホン推奨)
降りてきた階段を上って土手の上に戻り、川とは反対側に降りる階段がある場所へ向かいます。
パート1 第21話で健一が座っていた階段です。
いじめが原因で学校に行けず、河川敷の階段で座っているところを春子が見つけたシーンで登場する場所です。
階段は新しいものになっていますが、放送当時とは場所は変わっていないようです。
あと、この階段を降りたところにある歩道は、たま~に出てきました。
茜がこの歩道から土手に上がった時、走ってきたオートバイとぶつかってケガをしたシーンはこの付近で撮影されました。
また、翔太が6年生のいじめっ子たちを一喝するシーンなどでも使用されました。
今度は歩道を土手を右にながら進みます。(下の写真の方向)
少し歩くとこんな感じの場所がありますが、分かる人いますか?
一発で分かったら、キッズ・ウォーにかなり詳しい方とお見受けします。
パート2 第44話で、座り込んでいる翼を茜が見かけ、声をかけるシーンの場所です。
翼は写真中央に映っている石垣に腰かけており、妹の絵美が母親に会いたがっていることを茜に話します。
そして、この少し左(土手側)には坂があります。
何のシーンで出て来たか分かりますか?
この坂は、パート5 第1話の通学路のシーンで茜、健一、里香、浩が4人で歩いている時に映ります。
4人がそろって通学路を歩くシーンは、シリーズを通してパート5 第1話でしか見られず、貴重な通学シーンとも言えます。
パート3から冬スペシャルまでは矢田川の河川敷が登場し、もう「天白川は使われないだろう」と思わせておいて、まさかの登場ですね(笑)
キッズたちもパート2の撮影以降3年ぶりに天白川に来て「久しぶりだな~。」とか、思っていたのではないでしょうか?
さて、川を左手に見ながら歩いてきた歩道を再び戻り、菅田橋の方へ向かいます。
200mちょっと歩くと、ベンチが3つ並んでいる場所があります。
この場所はパート1やパート2で時々登場しました。
例えば、パート1 第17話では、茜が6年生のいじめっ子たちをやっつけに行く前に良太や順平たちとこの場所で話をしていました。
ベンチの塗装は剥げてしまっていますが、河川敷が工事されてもこの場所は残っているんですね。
引き続き川を左手に見ながら進みます。
途中交差点がありますが、信号や横断歩道がありません。
歩行者横断禁止の標識はないので、渡ることはできますが交通量がやや多いので車が途切れるまで時間がかかる場合があります。
遠回りになりますが、土手を降りて菅田橋の下をくぐっていくのもよいでしょう。
菅田橋から100mほど離れると青いベンチが2つ並んでいる場所があります。
ベンチの後ろの斜面は、パート5のオープニングの終わりの方で茜、健一、里香、浩が立っていた場所です。
河川敷の工事により、ここも同時とは風景が異なっています。
別の角度から見ると下の写真のように見えます。
写真の奥に橋(菅田橋)が映っているのが分かるかと思います。
なお、この場所の反対岸(川の北側)でもオープニングの風景が見られます。
冒頭で紹介した、春子がバイクで走っていた道路の近くです。
ちょうど里香が目をつぶって後ろへゆっくり倒れ込むカットで映った場所です。
下の地図ではこの記事のタイトルに含まれている「菅田橋」の場所を示しています。
矢田川のみならず、ここ天白川の河川敷もロケ地巡りの際はぜひお楽しみください。
<アクセス>
名古屋市営地下鉄 瑞穂運動場東駅(徒歩20分)