いよいよドラマも終盤です。
「旅立ち」のチャプターは公園で健一、里香、浩、文太の4人が茜との別れを惜しむシーンから始まります。
浩の「泣きたいけど、笑って送らなきゃ。」のセリフが印象的です。
ロケ地となった公園は名古屋市千種区にある千種公園。
公園にはドラマの風景がしっかりと残っていました。
まずは茜が健一たちと話していた場所、すなわり旅立ちのスタート地点です。
手を振って茜を見送る4人。
バックで流れる主題歌(secret base ~君がくれたもの~)がいっそうこのシーンを印象付けてくれます。
ドラマの放送と同じ11月下旬に訪問したら、広がっていたのはとてもきれいなイチョウ並木。
撮影はもう少し早く行われていた(11月上旬と推定)ので、劇中のイチョウ並木よりも黄色みが増していました。
茜たちが話していた場所
(名古屋市千種区 千種公園、2021年11月撮影)
続いて、4人と別れた後に茜が通っていた道です。
ここで茜は公衆電話を見つけ、翼に電話をします。
茜が使っていた公衆電話は撤去され、その場所にはベンチがありました。
茜が歩いた道と公衆電話があった場所
(名古屋市千種区、2021年11月撮影)
茜からの電話に出た翼がいたのは千種区にある平和公園の階段。
平和公園はとても広く、その多くを森や墓地が占めています。
ドラマに出て来た階段は公園の東寄りにある平和堂につながる階段です。
脚力のトレーニングにちょうど良い場所なのか、部活練習中の学生が駆け上がる光景も見られました。
翼がいた階段
(名古屋市千種区 平和公園、2019年3月撮影)
そして、次がいよいよファイナルで最後、すなわちキッズ・ウォーシリーズ最後のロケ地です。
その場所とは、山崎川沿いの道。
この道は他のシーンでもすでに登場しましたが、そのシーンとは別の日に撮影したものと思われます。
新潟へ向かう茜が歩いた道
(名古屋市瑞穂区、2021年11月撮影)
翼との電話を終え、新潟へ向かう茜がだんだん画面から遠ざかっていき、エンドロールが流れます。
DVD版では出てきませんが、テレビ版ではエンドロールの中で各シリーズの映像が流れ、これまでのストーリーの中のシーンを視聴者が振り返れるようになっており、役者たちの成長も感じられます。
そして、エンドロール最後には茜役の井上真央さんの手書きで「最高の想い出ありがとう by 茜」の文字。
キッズ・ウォーシリーズに関わってきた5年間に対する井上真央さんとしての思い、そして視聴者への感謝の気持ちが感じられます。
1999年から2003年にかけて放送され、夏の定番ドラマとも言われた「キッズ・ウォー」。
そのロケ地を一つひとつ訪問していく中で、ドラマに出てきた風景を生で見られた喜びを感じただけでなく、その場所の歴史やドラマに映らないすてきな風景にも出会うことができました。
また、ドラマのことを調べていくうちに制作の舞台裏などに触れ、ドラマを見るだけではわからないことを知ることもできました。
いずれキッズ・ウォーが「100年前のドラマ」となる日がやってきます。
その時、人々はどんなきっかけでキッズ・ウォーと出会い、どんな気持ちでドラマを見るでしょうか?
昔のドラマを見ることを楽しむ人が見ているかもしれませんし、2000年前後の日本の生活を学ぶための教材になっているかもしれませんね。