「キッズ・ウォー」シリーズに出てきた商店街と言えば、名古屋市北区にある「大曽根商店街(オズモール)」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、パート1の第11話までは別の商店街が使用されていたのをご存知でしょうか?
その商店街とは、名古屋市西区にある円頓寺商店街。
「えんどうじしょうてんがい」と読みます。
商店街の位置としては、名古屋駅と名古屋城の中間にあります。
名古屋駅から歩くと少し遠いので、地下鉄の国際センター駅で降りて名古屋高速都心環状線の下を北に向かって歩いていくとよいかもしれません。
「円頓寺」という交差点のすぐ東側が商店街になっています。
ドラマをよ~く見ると映り込んでいる看板に「えんどうじ」とか「ENDOJI」と書かれていますので、このロケ地を見つけるのはそう難しくありません。
これは推測ですが、撮影が進むにつれて使用する商店街を円頓寺商店街から大曽根商店街に変えたのかもしれません。
円頓寺商店街のシーンで登場したのは、春子、大介、浩の3人だけです。
意外と少ないですね。
細かく言うとおもちゃ屋や時計店の店員さんもいます。
春子と大介がが歩いていた場所はだいたいこの辺りです。
目印となるのは白地に赤い文字で書かれた「くすり」の立て看板。
下の写真だと中央より少し左に写っています。
ドラマでも少し映っていました。
商店街なのでお店はあることはあるのですが、人通りが少なく寂しい感じがします。
古いお店が所々に残っていますが、ドラマの放送当時と比べると新しくできたお店の方が多い印象です。
続いては浩がおもちゃ屋で万引きした後に走って逃げて行った道です。
ちょっとした場所も現地に行くと写真を撮りたくなりますね。
イタリア料理店が目印になると思います。
そして、ドラマでは春子が浩を追いかけ・・・、交差点を見て「あれ?いない!」ってなります。
パート1放送から20年後、交差点の姿はこうなりました!
変わったと言っても、角地に立っていた建物が1つなくなったくらいでしょうか?
あとは道路標示の「とまれ」が「止まれ」に変わってますね。
平成10(1998)年から全国の道路標示を「止まれ」に統一するようになりました。
ドラマをよ~く見ると古い「とまれ」の道路標示が使われているのが見えます。
浩の万引きが発覚し、春子と浩がお店に謝りに行くシーンで登場したのは「松川屋」。
そのお店はまだありました。
ドラマでは時計店ですが、実際のお店は外国人がお土産に買って行きそうな日本の民芸品がたくさん置いてあるお店です。
アクセス:
名古屋市営地下鉄 国際センター駅(徒歩5分)