今回紹介するのは、パート5で登場する川沿いの道です。
その場所とは、大府市にある「石ヶ瀬川緑道」。
目印となるのは「平成橋」で、この橋の近くで撮影が行われました。
橋の銘板と橋上からの風景
(愛知県大府市、2019年3月撮影)
パート5で初めて緑道が登場したのは第12話です。
学園を飛び出した幸太郎が浩と一緒に歩いているシーンで、幸太郎は電車に乗ってどこかに行こうと考えます。
ちょうど下の写真と同じ向きで、二人が写真奥のほうへ向かって歩いていくカットがあります。
この場所を訪れたのは3月の午前7時台で、まだまだ太陽が低く長い影ができる時間です。
木々の葉もないためドラマの風景とは全然違いますが、ドラマの映像と見比べていただければロケ地であることを分かっていただけると思います。
浩と幸太郎が歩いていた場所
(愛知県大府市、2019年3月撮影)
次に緑道が登場するのは第15話。
図書館帰りの里香がすみれを見かけて声をかけ、すみれと話をするシーンです。
里香が歩いていたのは下の写真の道で、緑道の横にある住宅街の道路です。
里香は写真奥から手前に向かって歩いていた
(愛知県大府市、2019年3月撮影)
橋の近くにはベンチがあり、里香がすみれを見かけた時、彼女は2つあるうちの手前側のベンチに座っていました。
すみれはなんとなくこの場所にいたようですが、本当は何か考え事をしていたのでしょう。
「あなた(里香)には夢があるもんね・・・。」
すみれのセリフには奥が深いものも少なくありません。
すみれが座っていたベンチ
(愛知県大府市、2019年3月撮影)
3回目の登場は第29話。
健一がホストのアルバイトに向かう途中で瀬島先生に声をかけられるシーンです。
すみれが座っていたベンチの後ろに道があり、そこで健一は瀬島先生にどこへ行くのかと聞かれていました。
本屋に行くと言ってなんとかやり過ごした健一でしたが、瀬島先生はどこか疑っている様子でしたね。
健一が声をかけられた道
(愛知県大府市、2019年3月撮影)
4回目の登場は第34話。
茜の父親にオヤジ狩りをしたと思われる大山が近くの公園にいることを一平が茜に知らせる場面です。
この時、茜が緑道を歩いていました。
最後の登場は第35話。
文太の暴力事件の取材で雑誌社が太陽学園に来ることになり、自分が学園にいなければよいと思った文太は荷物をまとめて友達の家に向かおうとします。
その時に緑道を歩くシーンがあります。
4回目と5回目のシーンはこの記事の初めのほうで載せた「浩と幸太郎が歩いていた場所」の写真と撮影地点ははあまり変わらないと思われるので、写真の掲載は省略しました。
ちなみに、1~3回目に緑道が映った時の天気は晴れ、4~5回目では雨が降っていました。
天気や影のでき方からの推測ですが、ドラマの撮影では1~3回目(第12・15・29話)をまとめ撮りし、別の日に4~5回目(第34・35話)をまとめ撮りしていたと思われます。
最後に、ドラマとは直接関係のない話題ですが、この石ヶ瀬川緑道は春になると桜が満開になるそうです。
キッズ・ウォーの放送時期からすると満開の桜の下でロケ地巡りをしたら不釣り合いな気もしますが、四季折々のロケ地の風景も気になる所です。
なお、木に取り付けられている提灯は夜桜をライトアップするために取り付けられているようです。
桜の時期が楽しみな場所でもある
(愛知県大府市、2019年3月撮影)