パート5でよく出てくるロケ地のひとつであるのが、この記事で紹介する「白魦池」です。
読み方は「しらはいけ」です。地元の人でないとなかなか読めないかもしれません。
ストーリーの展開で欠かせない場所として多く登場し、探索隊長が数えた範囲ではシーズン中で15回も使われました。
この回数は生徒たちが焚き木拾いをする森や、太陽学園の畑よりも多いです。
では早速、ドラマで登場した場所を中心に池の周りを紹介していきます。
写真を見れば「あ~、あの場所ね!」とわかる方も多いかと思います。
まずは、第15話、18話で里香とすみれがストーカーの中学生に遭遇する場所です。(これ以外のシーンでも使われています)
最初に紹介するのがマニアックな場所と思われるかもしれませんが、池の北側にある駐車場から池沿いに歩いた場合、初めに出会うのがここなのです。
駐車場から50mくらいしか歩いていませんが、すでにキッズ・ウォーの世界に包まれている感じがしました。
ストーカーが出てきた道路
(愛知県大府市、2022年5月撮影)
池の周りを約半周し、駐車場とは反対側である池の南側に着きました。
この場所は、第11話で太陽学園を飛び出した浩と幸太郎が手をつないで座っていた場所です。
彼らと同じ場所に座ってみると、放送から年数は経っているものの「二人はこんな風景を見ていたんだ。どんなことを考えていたのだろうか。」としみじみと感じます。
浩と幸太郎が座っていた階段
(愛知県大府市、2018年10月撮影)
続いては池の西側です。現在の大府パーキングエリアがある場所です。
数回ではありますが、このエリアもドラマに登場しました。
例えば、茜が浩と幸太郎を探すシーン(第11話)、一平が古田と岩本に出会って逃げるシーン(第37話)です。
白魦池を初めて訪れた際、幸いにもパーキングエリア建設前だったため、放送当時の風景が残っていました。
パーキングエリア建設前の風景
(愛知県大府市、2018年10月撮影)
比較用にパーキングエリア建設後の風景も載せておきます。上で紹介した2018年の写真と同じ場所を映したものではありませんが、木が切られ、道も新しくなっているのがわかります。
池側からはパーキングエリア内に入れる階段があり、飲食店などを利用することも可能です。
放送当時とは大きく風景が変わった
(愛知県大府市、2022年5月撮影)
さて、来た道を戻って池の東側に移動しますが、途中で池沿いに行く道、道路沿いに行く道の2つに分かれます。
道路沿いに進んで行くとドラマに登場した屋根付きのベンチがあります。
このベンチは白魦池で行われたロケの中でも多く使われた場所です。
当時と変わらず残っているベンチ
(愛知県大府市、2020年10月撮影)
特に茜と文太がオヤジ狩りのことで大山を問い詰め、文太が角材で大山を殴るシーン(第34話)ではこの場所だけで2分あまりの尺が使われています。
屋外にあるロケ地において場所を移さずに2分を超えた尺を使うのは、キッズ・ウォーのドラマの中ではなかなかありません。
この記事で紹介した白魦池は、2023年5月に浩役の金澤匠さんとロケ地巡りをした際に動画を撮りました。動画もぜひご覧ください!