浩:
えーっ!?
部屋に入ってすぐに座布団でバリケードを作った!?
里香:
そう!
茜があたしの陣地に入ってこないようにね。
健一:
ったく、いい加減仲良くしてくださいよ。
もう子どもじゃないんですから。
茜:
里香、お前こそオレの陣地に一歩も入るなよ!
浩:
そういえば、太陽学園でもそんなことしてたよね?
隊長:
あれはドラマで見てて面白かったですよ~。
健一:
太陽学園は2人1組の部屋でしたからね。
確か里香は・・・、
浩:
真紀さんと初めは一緒の部屋だったよね?
里香:
あの時は勉強が手に付かなくて大変だったんだから!
茜:
お前、そのまま真紀みたいに不良になればよかったんじゃないか?
里香:
何バカなこと言ってんのよ!?
茜:
バカで結構毛だらけ猫灰だらけっ!
隊長:
あのー・・・、 そろそろこの旅館の解説を・・・。
健一:
そうでした。
隊長さん、お願いします。
隊長:
この旅館は、夏SPでめぐみさんのおじさんが経営している旅館として登場しました。
ドラマの中で登場したのは、私たちが今いるロビー、そして温泉です。
浩:
警察の人が来て、お兄ちゃんが警察署に行ったんだよね?
健一:
あの時は大変でしたよ・・・。
警察の人は僕のこと犯人扱いするし。
茜:
そういえば、健一ってパート3でも捕まってたよな。
意外と前科者なんだな(笑)
健一:
僕は何も悪いことはしてませんよ!
茜:
まぁそういうことにしといてやるよ。
浩:
ねぇ、そろそろ夕食の時間じゃない?
隊長:
そうですね、そろそろですね。
この旅館は部屋でご飯が食べられるんですよ。
私の部屋に皆さんの夕食が運ばれてくるので、5人で一緒に食べましょう!
茜:
ったく、浩ったらご飯の時間だけはしっかりわかってるんだから。
浩:
へへへ・・・。
里香:
どんなメニューか楽しみだわ!
健一:
こういう旅館のご飯は、きっと絶品ですよ!
隊長:
それじゃぁ、部屋に行きましょう!
茜: オーッス!
茜:
あ~、食った食ったぁー!
健一:
茜、そのオヤジ臭いのどうにかなりませんか?
浩:
そうだよ、一応女なんだから。
茜:
あのな、その「一応」ってのが余計なんだよ。
隊長:
この後は明日の朝まで自由時間にしたいと思います!
朝食前の午前7時にロビーに集まりましょう。
茜:
オレ起きられるかな~?
里香:
ず~っと寝てていいのよ~。
茜を置いて私たちだけでロケ地巡りするから。
茜:
お前は黙ってろ!
あ~、早く温泉入りたいぜ~。
健一:
僕たち男グループは準備ができたら3人で行きましょうか。
隊長:
そうですね!
里香:
いいわね~、あんたたち仲良しで。
健一:
里香も茜と一緒に温泉行けばいいじゃないですか。
里香:
結構です!
浩:
ロケ地になった温泉かぁ。
隊長:
私も楽しみです!
健一:
あっ、ここですね温泉は!
当時と全然変わってないですね~。
隊長:
健一くんは、翼くんと一緒に来てましたよね?
浩:
それで茜が女湯の札を男湯にしてさ。
健一:
まさか今日はひっくり返ってないですよね?
隊長:
あの札は実際には旅館にないみたいです。
ほら、入口の上に「殿方」って板がありますから。
さすがに茜ちゃんはイタズラしませんよ。
健一:
だといいんですけどね・・・。
隊長:
どうですか?健一君。
久しぶりに入った感想は?
健一:
いやぁ、気持ちいいですね~。
あの時を思い出しますよ。
浩:
お兄ちゃん、めぐみさんの裸をここで見たんだよね?
健一:
そ、そうなんですよ(笑)
こう何て言うか・・・。
胸がポイ~ンってしてて・・・。
って、誰か止めてくださいよ!
隊長:
浩くんって誘導上手いですね(笑)
健一:
そうですよ浩!
僕に何てこと言わせるんですか!
隊長:
健一くんっていつの間にか「下ネタ担当」になってましたよね(笑)
浩:
そういえば茜って「ボイン」なのかな?
健一:
(胸に手を当てて)
確かこれくらい?
いや、もっとあったかな?
隊長:
いやいや、もう少し大きいかと・・・。
(胸に手を当てて)
これくらいじゃないですか?
浩:
何カップかな?
隊長:
Cカップじゃないですか?(笑)
健一:
CとDの間くらいかもしれませんね。
茜:
おい、お前ら!!
健一:
あ、茜!?
茜:
お前らの声が外まで聞こえるから、来てみたんだ!
(服着てます)
浩:
ちょっと、ここ男湯だよ!
茜:
んなこと分かってんだよ!
誰が「ボイン」だって!?
隊長:
め、めぐみさんですよ。
夏スペシャルに出てきた。
健一:
そ、そうそう(笑)
茜:
嘘つけ!
このエッチ3人組が!!
オレで変なこと考えてたんだろ!?
これでもくらえ!
(桶を投げる)
隊長:
(桶が当たって)
イッタァァーーイ!!
茜:
ざけんなよッ!
<翌朝・朝食後>
隊長:
やっぱり旅館のご飯はいつ食べてもいいですね!
浩:
僕、ご飯3杯もおかわりしちゃった。
里香:
ちょっと、途中でお腹痛くならないでよね。
健一:
浩なら大丈夫ですよ。
茜:
ったく、それにしてもお前ら、昨日はホントどうしようもねぇな。
健一:
桶を隊長さんにぶつけることはないじゃないですか。
茜:
エッチな話をしてたバツだ!
浩:
でも、隊長さんが失神したらロケ地巡りどころじゃなかったよ。
里香:
そうよ、茜。
旅館でもバカなことしてんじゃないわよ。
健一:
あっ、隊長さん。
今日もよろしくお願いします!
隊長:
こちらこそ!
今日から冬スペシャルのロケ地をご案内します。
茜:
冬スペシャルってことは、ロケ地は白馬の方ってことか?
隊長:
そうです。
ちょっと遠いですが、引き続きレンタカーでご案内します。
そしたら荷物をまとめて8時半にロビーに集合しましょう!
第6話へ続く・・・